経済ニュース/コラム

英国とEUの通商交渉「なお溝」

ブルームバーグより。

 

英国とEUの通商交渉は今週のEU首脳会議までに妥結しなければタイムリミット‥の予定がどうも延長含みになってきました。

ここ数年、ブレグジット絡みの交渉はどうもプロレスじみた展開。
中盤ぐらいまではバチバチやって、時間切れが近付けば何となく歩み寄りというパターンを繰り返しています。

今週の為替相場はこの交渉がメインテーマになると言われているけれど、決裂となるとブレグジット国民投票のときのような強烈なリスクオフになること必至です。

交渉当事者も自分たちが暴落の引き金を引くのは避けたいでしょうから、ギリギリまで決裂を匂わせつつも「悲劇を招かないために引き続き努力することで一致した」的な落としどころに持っていくと見ていますが‥果たしてどうなるでしょうか。

EU首脳会議は15日から始まります。