証券・FX会社レビュー

【検証】DMM FXは1時間で口座開設&取引開始できる?

今年8月時点で80万口座を突破し(外為ジャパンFXとの合算)、サービス開始10年あまりで国内のFX取扱業者を代表する存在となったDMM FX

取引ツールの使いやすさや狭いスプレッド(ドル円 0.1銭~ ※12月19日まで)に定評があり、いつかは口座を作っておこうと思っていました。

そんな矢先、こんな文言が目に入ってきました。

「最短1時間で取引スタート!」

※スマホでスピード本人確認を使用した場合

ということで、事前リサーチなしで口座開設&取引の「1時間チャレンジ」をやってみました。

STEP1:各種書類の確認&承諾

DMM FXの口座開設にあたり、用意したものは以下の3つです。

・スマホ(DMM FXアプリはインストール済み)
・マイナンバーカード
・お金(とりあえず10万円)

公式サイトの「口座開設」から進むと、まずはDMMの提供する株、CFD、バヌーシーの口座を一括で申し込みできる「まとめて口座開設」のボタンが出てきましたが、今回はFXだけということでDMM FXの「口座開設フォーム」をクリックしました。

すると出てきたのは、申し込み前に読む書類の数々。
これを読んだことにすれば時間は短縮できますが、ここに概要を書き留めたいと思ったので、全て目を通しました。

まずは「店頭外国為替証拠金取引(DMM FX)説明書」。
以下のような内容が記載されています。
・FXは元本が保証された取引ではない
・証拠金を上回る損失が生じる可能性がある
・システムトラブルで意図した取引が行えない可能性がある
・信託保全をしている

次に「店頭外国為替証拠金取引(DMM FX)約款」。
前出の説明書の内容を法的な条文にしたような書類です。

そして「ポイントサービス利用規約」。
こちらは以下のような内容です。
・ポイントは現金と交換できる
・他のサービスに利用できる
・取引実績に応じてポイント付与率が3段階に分けられる

続いて「DMM FX取引に係るご注意」。
ここでもFX取引に係るリスクなどが書かれていますが、「客の要請がない限り訪問・電話による勧誘はできない」といった文言もあります。

次は「個人情報の取扱いについて」。
記載内容は以下のような感じです。
・マイナンバーは口座開設や法令書類の作成・届け出といった目的のみで利用する
・個人情報を関連会社、提携会社のサービス案内で利用する可能性がある

最後に「口座開設の表明確約書」。
自分が反社との関わりがなく、業務妨害、マネロン、インサイダー取引はしないということなどを確約する書類です。

以上を読んだ上で、各種書面の電子交付への同意や、前出の書類の確認・承諾、リスクを了承の上で自己責任で取引を行う旨など5カ所の項目にチェックを入れ、アドレスとパスワードを入力して次のページに進みます。

ここまでの所要時間は書類をしっかり読んだこともあり、18分が経過していました。

STEP2:申し込み情報の入力

まずは以下の項目を入力します。
・氏名
・性別
・生年月日
・電話番号
・メインアドレス
・現住所

次は職業と資産状況です。
登録する項目は以下です。
・業種
・会社名
・会社の電話番号
・年収
・金融資産
・投資に利用可能な額
・取引で使う資金は自己資産で間違いないかどうかの確認

次は投資の目的や自分の経験など。
登録する項目は以下です。
・投資目的
・申し込みの経緯
・投資経験(FX、CFD、株式、信用取引、商品先物、その他)
・キャンペーン等の案内をして良いかどうかの確認

記載項目の確認画面が表示され、間違いなければ「申し込む」に進みます。

STEP3:スマホでスピード本人確認

ここまでの流れは証券会社やFX取扱業者の口座開設と何ら変わりありませんが、本人確認はさまざまな方法が用意されています。
・スマホでスピード本人確認
・アップロード
・メール
・FAX
・郵送

「スマホでスピード本人確認」が最短ということで、こちらをやってみました。
この方法は「個人番号カード(マイナンバーカード)」か「通知カード+運転免許証」のどちらかを持っている人しか使えないとのことです。

「スマホでスピード本人確認」では、まず撮影する書類を選択します。
私の場合はマイナンバーカードだけなので、
本人確認:表面
マイナンバー書類:裏面
を選択しました。

するとカメラ画面に切り替わり、本人確認用に5カットの画像を撮ることになりました。

撮影画像は以下の通り。
・マイナンバーカード表面
・マイナンバーカード表面を少し傾けて、厚みが分かる画像
・マイナンバーカード裏面
・自分の顔とマイナンバーカードの2ショット
・少し上を向いた自分の顔
一連の撮影を終了すると、画像の確認画面が出てきます。
私は途中で3回撮り直しましたが、確認画面からも撮り直しが可能でした。

本人確認書類の提出はこれで完了です。

慎重に進めたという意識はありつつも、申し込み自体はジャスト30分で終了。
あとはDMM側の返答を待つのみです。

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STEP4:手続き完了のお知らせ→本人認証

さすがに残り30分で結果は出ませんでしたが、本人確認手続き終了から68分で「口座開設手続き完了のお知らせ」メールがやってきました。

ここからは本人認証の手続き。
認証キーを発行し、メールに書かれたキーと氏名、生年月日、電話番号を入力するとログインID&初期パスワードが発行されます。

STEP5:アプリでログイン→クイック入金→取引!

次にDMM FXアプリを使い、上記のIDとパスワードを入力。
晴れて自分のアカウントが出来たことを確認しつつ、「クイック入金」で用意していた10万円を口座に反映しました。

そしてレートも何も確認せず(絶対にマネしないでください)、ドル円を売りから入りました。
手続き完了メールからここまでの所要時間は10分です。

結果:初回取引までの所要時間は・・・?

ということで、DMM FXの口座開設&初取引チャレンジをやってみました。

所要時間は・・・108分!
奇しくも煩悩の数になりました(全く作為はしておりません)。

私の1時間チャレンジは失敗に終わりましたが、感想としては「マジで早い」という印象。
あくまで「最短1時間」なので3~5時間ぐらいはかかると思っていました。
そして手続きが全てスマホで完結した点もgoodです。

DMM FXで口座開設を検討されている人は、ぜひ参考にしてください。

追記:ノリで売ったドル円はすぐさま+1,000円ほどで利確しております。

【DMM FX】入金