経済ニュース/コラム

【祭りの後】ゲームストップ株のチャートを眺める

米国の個人投資家たちがゲームストップ株の空売りファンドに総攻撃を仕掛け、ファンドを敗北させた「事件」からはや2週間。

既にメディアが取り上げることもなくなり、「個人投資家の反乱」とまで称されたマネーゲームは超短期の祭りに終わってしまったようです。

米国ではNetflixで映画化決定というニュースもありましたが、株価は結局どうなった?と気になる人もいるかと思います。

そこで今回は、ゲームストップ株のチャートをさまざまな時間軸で鑑賞してみようという、それだけの記事です。
※TradingView提供チャートを使用しています。

■月足

過去10年の値動きを完全に無視した1月の月足。
長~い上ヒゲを出した後の2月は、我に返ったように定位置に帰ろうとしています。

株価の最高値は483ドルですが、現時点(2/17)で株価は約1/10となる49.51ドル。
あのヒゲに取り残された気の毒な方はどれぐらいいるのでしょうか・・・。

■日足

暴騰の後の急落は「とんがりコーン」とも形容されますが、さすがは映画化されるだけあって、ビットコインもひれ伏すほどの屹立っぷりとその後の下山っぷりに惚れ惚れしてしまいます。

■時間足

さらに細かく見ると、最高値を記録した後たった1時間で株価は1/4になっていたことが分かります。
この時はきっと、カイジの「ぐにゃあ」が現実世界でいくつも発生していたと容易に想像できます。

■おわりに

いかがでしたでしょうか。

まさに狂乱のゲームストップ株。
億り人になれる人はこういう機会を生かすのでしょうが、私の感想はこれしかありません。

「参加してなくて良かった・・・」。